ちはら歯科のお庭には、先代の千国憲先生の亡くなられた後、急に元気がなくなり、昨年枯れてしまった木がありました。大きな木だったので、無くなった事で、急に寂しげな庭となってしまいました。

　どうしようかとスタッフで話し合っていた所、本間輝章先生が、

「先代の千国憲先生のご子息、千寿克先生が、4月より晴れて歯科医師となり、ちはら歯科にも勤務する事になったお祝いとして、寿克先生と同じ背丈の桜を植えて、毎年桜の咲く時期に寿克先生の成長と共にお花見をしよう！」

と、言い出しました。

　そこで、患者さん、友人として先代院長よりお付き合いの深かった小林植木店にお願いして、丁度良い背丈の河津桜を持ってきていただきました。植樹当日、寿克先生自ら土を盛り、植樹を終えることができました。

河津桜は、桜前線の最初ごろに咲く桜で、4月の終わりには、もう咲き終わっているのが普通です。しかし、植樹当日に、この河津桜には桜が咲いていました。

小林植木店の方も、非常に珍しいことだと、びっくりなされていました。

　きっと先代の国憲先生が、ご子息の歯科医師になった姿を喜んで、お祝いの一輪を咲かせてくれたに違いありません。

明るくなったお庭と、元気で笑顔のスタッフで、皆様をお待ちしております。