１期治療では主に固定式の拡大装置を使います。

装置の真ん中にあるネジを１日１回、回していきます。

顎の骨が成長する時期に合わせてこの装置を使う事で骨の幅を広げることができ、

大人の歯がきれいに入るスペースを作る手助けをします。

装置を入れた直後は慣れないこともありますが、ほとんどの場合大人が思うよりすぐに慣れてしまいます。

だいたい２週間くらいで変化が見えるようになり、歯と歯の間にすきまができてきます。

ひとりで椅子に座ってお口を開けられて、型取りができるようになったら １期治療が始められます。

もし今できていなくても大丈夫、一人一人に最適なタイミングで始められるようにサポートしていきます。

期間について

大人の歯が全部生え揃い噛み合うまでが１期治療の期間になります。個人差はありますがだいたい小学高高学年か中学生くらいまでになります。

治療期間中はずっと同じ間隔で通院するわけではありません。装置をつける前後は何回か１〜２週間毎の通院が必要ですがその後数ヶ月は１〜２ヶ月毎に装置をはずすまで治療の経過をみていきます。

装置がはずれたら次の装置を作製するか、経過をみて決めていきます。

もし受験や部活動などの予定で通院できるか心配なこと等ありましたら、できる限り希望に沿ったスケジュールで治療をすすめていきますのでご相談ください。

１期治療で永久歯（大人の歯）が、きれいに並んだ方は虫歯にしない様な予防処置に進みます！

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